コマ撮り撮影 (アニメーションの制作)2007.2.11


gガルダスの制作にあたりメカキャラクターを動かす方法としては人形アニメーション、つまりコマ撮り撮影とよばれる方法をかなり多用している。

この方法は日本では例が少ないようだが海外の怪獣映画などで昔多くみられた方法のようだ。

フィルムに一こまづつ撮影していくことから「コマ撮り」と呼ばれたのだろう。

人形を手作業でほんのちょっと動かしては撮影し、またほんのちょっと動かしては撮影する気の遠くなるような作業の事だ。

おそらく集中力のある人か、あるいはよほど性格の暗い人しか出来ない作業だろう。(違っ!)

とにかく右の画像をよくみてもらえれば解るだろうが、一見同じにしか見えない画像もよーく見ると少しづつ動かしてそれぞれに撮影されているのだ。

これをつなげて動画として見ると、自在に動いているように見える。

CGが主流になった今では本格的に挑戦してる方が珍しいのではないだろうか。

もう、なんか最近CGばっかりで飽きたって感じなので、たまにはこんな露骨な実写模型がガシャガシャとアナログチックにうごくのもありなんじゃないかとおもって撮り始めてしまったというわけだ。

ただやっぱり本当にめんどくさいのよ。

それにちゃんと精密に動かそうとしたらかなり大変だし、なんといってもCGみたいに後から後から自在にかえられないし、間違ったからってその時点に戻ることができないわけだからほぼ一発勝負で成功させなければならないわけだ。

まあ、時間があれば撮り直せばいいわけだが・・・。

ネットでたまにデジカメをつかってプラモデルを撮影したコマ撮り映像を見かけることがあるが、かなり大雑把なものがほとんどのようだ。

とにかく精密に動かすにはかなりのテクニックが必要になってくる。特に人体のようなものはかなり複雑な動きをする。手を動かすシーンだからって腕一本動かせばそれで済むという感じではないのだ。やはり腕を動かすだけでも体全体が連動して微妙な動きをみせなければ自然な動きには見えない。

またモノの動きには法則が存在する。動き始めや止まるときは加速や減速して動いたり止まったりしているわけだ。

この加速と減速を頭ですべて計算し、手作業で行わなくてはならない。そうしないと精密なものは難しい。

最初はなかなか旨くいかず志向錯誤していたが、やっぱり慣れもかなりあるようだ。そこそこ見れるものになってきたとおもう。

この文章を書いているいまは第一話の撮影が半分くらい終わったところだ。

今後どうなっていくのだろう・・・?もっと旨くなれるだろうか・・・?

ちなみに自分はこのソフトを使ってコマ撮り撮影している。

CLAY TOWN

.べつにこのソフトを使わずとも普通のデジカメで撮影してファイルを映像編集ソフトで順番にならべて動画にしてもよいとおもう。

フリーソフトもあるとおもうけど探すのは個人でやってね!

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