プロローグシーンの小道具、地球と月(2007.7.21)
8月13日のDVDリリースで急遽第二話をリリースからはずすことになった。理由は1〜2話のクオリティーをさげるなら2話のリリースをおくらせて1話のクオリティーをあげたほうがよいということになった。まあ、どちらにしろ2話は10中7割はリリースが厳しかったが。
ということで却下になったシーンをあわてて製作することにした。導入部の地球が破壊されるシーンだ。
俺的には発泡スチロールを塗装した地球にバクチクつめて爆発させるつもりでいたがフジタプロデューサーは嫌だったようだ。
月をコントロールして地球にぶつけるシーンを作りたいとかなり真剣に考えていたようだ。ハイスピードのカメラを用意し模型も実際に壊れるものを製作して大掛かりな撮影をしたいようなことを言っていた。
しかし予算と時間の関係でそれは却下。代わりにアイデアはなるべくそのままに安いつくりでそのシーンの実写化を試みる。
本当に時間が無いので一日でつくる。
まず、月をコントロールする装置のようなデザインの模型をアドリブでつくる。時間節約のために出来るだけジャンクパーツを利用する。
月は100円ショップで買ってきたゴムのボールを塗っただけのもの。
ジャンクパーツを使って製作した模型を塗装する。
で、実際に破壊される地球の模型をつくる。材料は水粘土だ。後で壊れるようにするためだ。
丸くして表面もきれいにする。
下地を缶スプレーで塗装した。
表面に細かい画をかき、雲などをエアブラシで塗装する。予備はないので一発OKで撮影しなくてはならない。
この巨大な装置で月をコントロールして地球にぶつけるのだ。破壊される地球がどんな感じになるかはDVDを見てのお楽しみということで。